何となく読書2012/05/09

芍薬(油彩)
ボ〜ッと過ごしてもう夕暮れだ。
友人の電話の声だけが嬉しかったな とこんな日も。

徒然に本を一冊讀んだ。
 「まともな人」 養老孟司著 中央新書
何時買ったのか内容も覚えていなくて、たまたま書棚で目についたからだが色々考えさせてもらった。
2001〜2003年に中央公論に連載されたものとあるので評されている事柄は古い。
こういうことも論議されていたな と懐かしく讀みながら偉い方は主義主張、是非がはっきりしてるなあと当然のことに感心する。
比べる気もないが私など曖昧模糊の塊みたいだし、殆どは同感しながらよく解らない部分も有る。
考えさせられるから本を読む価値があるのだろう。

讀んだ筈の本の内容を奇麗に忘れていると本の処分は無理だな。
その日の気分で讀みたい本の傾向がまるっきり違うし。

念願の時間長者になったのだもの好きな本に出会いたいな。
古典を読み返す気力と時間はなさそうだから新しい本を探しに行こう。
独りで居ると情報に疎くなって困る。