懐かしい舞台を2020/10/26

今日は何時もお世話になってる病院の予約日。
待合室は今日も満員だったが、私はお薬だけの日だったから処方箋を頂いて、すぐ近くの薬局へ。

カウンターに垂れ下がった分厚いビニールシートにも、待合室の長椅子に距離を置いて坐るのも、マスク姿にも、何だかスッカリ慣れてしまって日常の風景になっている。

お昼頃には、帰宅できて、近くなったことの恩恵を感じる。
以前は、電車を乗り継いで、バスに乗って一日仕事だったもの。

やれやれと、TVを点けたら、懐かしい情景が目に飛び込んだ。
歌舞伎の舞台で 勘三郎が踊ってる。

歌舞伎は学生時代(無論、戦後になってから)に夢中になって、京都の南座に通い詰めてた。
初日に朝早く行くと、昼夜の通しの券が半額になるので学校の寮から市電の始発前に、友人たちと歩いて行ったものです。

学生の身分では無論、天井桟敷だった。
六代目菊五郎が大好きだった。 吉右衛門も〜

卒業して、結婚して、夫の転勤で東京に来て、中年になってから、歌舞伎好きの隣人に誘われて行くようになった頃かな、幼なかった勘九郎さんを観た覚えが有る。
TVでも、お姉さんの波野久里子さんの傍でハシャイでて可愛かった。

久し振りに生前の素敵な舞台を観て、いろいろな想い出が蘇りました。

添付写真は昨日、珍しく街角で見かけた薔薇に惹かれて。