追憶2020/07/30

今日は物思う日。
母を見送った日のことが目に浮かぶ。
10歳年上だった父を見送ってから、たくましく自立して楽しそうだったのに、胃癌になって兄の家で最後を。

母と、ず〜ッとのちだけど義母を見送って、つくづく明治の女性は強いと思った。
母は枕元を取り囲んでる兄夫婦、姉夫婦、それに私と夫のひとりひとりに手を差し伸べて 有り難う ってしぐさを。
その手を胸の上に組んで目を閉じたのが最後だった。

生前、珍しく義母と母が話し合ってて、
最後は7月30日がいいわね と。
何故かと思ったら、明治天皇が崩御された日。

明治天皇への尊敬と親愛の情は特別だったみたい。
昭和生まれの私には、全然判らないけど聞いていて微笑ましかったな。

なんだか 今日はいろいろな想い出に浸りました。

添付絵は、せめてお花を手向けたくて。