趣味遍歴2020/02/16

写真の整理をしていたら、懐かしい人形に昔を思いだした。
何も大成しなかったけれど、若い時からイロイロな事に夢中になった。

女学生のときは日本画、女専を卒業して洋裁学校に。
結婚して、子育ての時期は編み物学院に通った。

機械編みが好きで、その頃でも珍しかった両ばん機(編み機を向かい合わせにしてて、セーターなどが丸ごと編める)まで買い込んで家族のは勿論、義母には羽織などを。
編みこみで絵のデザインを楽しんだけれど、押し付けられたほうは迷惑だったかな。

50歳代には、その頃流行した粘土人形にハマった。
鎌倉の個展で拝見した個性的な人形に魅せられて、その先生のお教室に。
粘土人形から、それに和紙を貼ったり、布や皮を使った本格的な人形も教えて戴いて楽しかった。

でも最後に虜になったのはヤッパリ画の世界。
子どもの時から憧れていた油絵を教えて戴いたけれど難しくて、全然上達しないまま30年近くが経ちました。

脚が不自由になって、アトリエには伺えなくなったし、今の環境では油彩は無理だけど、スケッチしながら残る人生を楽しみたいと欲張ってます。
それにしても気侭に生きさせて貰ったな と亡き夫に感謝です。

添付写真は、美術展に出品した大きな人形だけど度重なる引っ越しで、もう手元には無く懐かしくて。