12月8日に2018/12/08

やめていた新聞を今月からまた配達して貰っている。
デジタルにしてみたり、TVで見れば充分なんてそれもヤメたり、
でもヤッパリ物心ついた折から親しんだ新聞紙に執着が有って決心した。

「折々の言葉」「天声人語」と書籍の広告を先ず讀む。
後は殆ど流し讀みだけど、世の中の風景を眺めてる感じで、世間に疎くなった人間には有難い。

そして今日は日米開戦の日で、当時女学校2年生だった私には朝起きるなりラジオから飛び込んで来たアナウンサーのうわずった声が忘れられないのに、新聞にはもう何も触れられていない。
「天声人語」には語られていたけれど。

子どもの頃に「明治は遠くなりけり」と父母の慨嘆を聞いたものだが、「昭和は遠くなりけり」とは91歳の独り言。

あの日のことはこのブログを始めたとしの2009年12月8日に書いた。
それ以上のことはもう覚えていない。

ただもうトラウマか、ずうっと世界平和を念じ続けてきた。
やっぱり、今日の日付はもの思う日です。

もう少し2018/12/09

まだ風邪気が抜けきらなくて、一日閉じ篭り。
ゲームと読書で気侭にしていられるから有難いです。

責任の有る年代のときは大変だったなと大昔を振り返る。
父母が末っ子同士で、私も末だったから生まれたときはもう祖父母は故人に、父母も50歳半ばで亡くなった。

具合が悪くても助けて貰える時代ではなかったが、その分 気楽な面も有ったかも。
そんな自分を振り返ると、内心では申し訳ない気持ちにも。

何はともあれ、早く元気になることが先決だ。

「老いるということ」 黒井千次著 講談社 2006年発行
を読み返した。

老いと呼ばれる年代も、時代とともに変遷している。
法的なことは別にして、べつにに区切らなくてもって思うのは僻みかな。
なんてラチもないこと考えながら〜

添付するのが無くて、日本画の先生のお宅に伺ってた頃に描いた絵の中から。
15歳の時の絵が、よく残っていたものです。

今年を振り返って2018/12/10

12月に入ったと思った途端に、もう10日だ。
急に寒くなって、TVでは各地の雪頼りが。

歳末気分になって、今年一年を振り返ろうとブログを遡って見る。
元旦の挨拶から、次々と見るうちに懐かしく、こんなことも書いたっけって。
とうとう今年一年を(後半月有るが)見てしまった。

八月には乳癌発見、入院手術なんて年頭には予想もしていなかったことが。

筆無精で若い時から書きかけの日誌の山、それも矢鱈と感情的。
ブログを始めて良かったなとつくづく思う。
加齢と病気で記憶力減退を痛感するもの。

それにパソコンが壊れても、ちゃんと残してくださってるので心丈夫です。

さあ 明日からは、念のための追加治療を受ける準備しなくては。
風邪気味で怠け癖がついてしまってて、気合いかけないと。

添付写真の 寒いなかに咲いていた可憐な花に励まされました。

7年経って2018/12/12

今日も寒くて閉じ篭り。
術後の念のための追加治療のためにも今、風邪を引くとまずい。

昨日の続きで、今日はブログを始めた頃のを読み返す。
2年目の年末に、もう振り返った気持ちを綴っていた。

最後の行に
 >来年、再来年の自分、世の中はどう変っているだろう。
思わず笑ってしまった。

10年近く経ってしまった今の自分を思う。
感慨ひとしおで、引用してしまいました。

添付写真も、何も無くてブログ始める前の12月のスケッチブックからです。

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2011年12月20日
   ブログ雑感
徒然なるままにブログを始めた年の今頃は何を書いただろうと読み返した。
たった2年前なのに若かったなと思う。
それまでホームページは20年近く作って遊んでいたけれど簡単に思ったことが書ける新しい分野に戸惑いながらもワクワクしているさまが微笑ましい。
大げさに言えばこれまでの自分を切り離して新しい自分に生まれ変わりたいなとあの時思った。
離れた地にいる家人、知人が読んで元気にしてるなと安心しても貰える。

若い時から日記を書き始めて続いた試しがなかった。
それでも何度も挑戦したノートが何冊か有って過去の心の軌跡が懐かしい。

ブログには限られたことしか記せないがたった2年間に書いたどうでもいい様なことでも読み返して思う所が有る。
年齢を重ね想定外の経験を積むことによって自分が変って行くのが見える。
来年、再来年の自分、世の中はどう変っているだろう。

旧友と2018/12/13

大事をとって、今日も外出を控えていたら、懐かしい友人からの電話で嬉しかった。
女学校のときのクラスメートだ。

阪神間の学校だったが、お互い東京郊外に住むようになって半世紀以上が経つ。
家庭の環境も似ていたし、話しも合う。

今日も、お喋りをいっぱいして元気を貰った。
この歳まで長生きするなんて、想像もしてなかったな。

お互い、脚がもうひとつで気軽に会いに行けないけれど、昔と変わらない声に女学生だった頃の情景が蘇る。
あれからの長い年月を憶い、厳しい世情を乗り越えて今が有ることも。

遣りたいことを気侭にヤッテ来たが、歳とともに友人の有難さが身に沁みるようななりました。

添付写真は、花壇でひっそり咲いていた紅白のお花を。