読書の記憶2018/09/09

急に秋めいてきた。
読書の秋って言うけれど、ここ数年は文学書から遠ざかっている。

引っ越しずる度に古い本をイッパイ処分して来て、今回も段ボール箱を幾つも業者さんに引き取ってもらった。
世界文学全集には愛着が有ったがエイって感じで。
ここも本が溢れているし、図書館はすぐ近くだから不自由はしない。

私が子どもの頃は、TVもパソコンも携帯も無いから、本の中の世界にのめり込んでいた。
字を教わった記憶も無いのに、幼い時に讀んだ物語のことはよく覚えている。

小公子、小公女、家なき子、ジャングルブック、などなどは書棚の一番下に並んでいたアルスの児童向けの文学全集から。
子ども向けの聖書物語の全集も旧約聖書の話しが面白かった。

全部振り仮名がしてあったから、讀めたし字も覚えられた。
幼稚園にも行かなかったから時間はたっぷり。
何度も読み返した。

あの時代の風潮で、子供を構い過ぎるな、自由にが父の方針だったらしく、それなりに私には楽しい幼児期だったと思っている。

添付写真は、古いスケッチブックから台風で荒れた海の風景です。