晩夏に2017/08/25

久し振りの青空、紅葉もところどころ紅黄色がかって夏の終りを感じる。

子どもの頃は甲子園が終った途端に、
「さあ 夏休みの宿題しなくては!」
と慌てたものだ。

夏休みが嬉しくて、蝉や蜻蛉を追いかけ、海と山登りで遊び回り、甲子園(あの頃は全国中等学校優勝野球大会)のラジオ放送に齧り付いていた。

夜は好きな本をイッパイ讀んで、自由な日々にどっぷり浸かっていた。
今思うとマッタク誰にも干渉されないで気侭だったな。

クーラーもTVも電気冷蔵庫も、勿論パソコンなど何も無かった時代だったけれど、そういう知識も無いから自然の中で充分満足して楽しかった。

我が家は、子どもは自由にという方針だったようだ。
夏休みも後2〜3日になって
「朝の友や工作、チャンと出来たの?」
母に聞かれてしどろもどろ、大慌てで何とか。

私が戦後に子育てした頃とは随分違ってたな。
でも、自由にさせてもらったことが今も懐かしく感謝している。

女学校に入った頃からキビシい時代に突入して重苦しい雰囲気に。
楽しかった子どもの頃の夏休みの思い出が有ることに感謝です。