7月1日の想い2017/07/01

ああ 今日から7月だ。
昭和25年7月1日は私の生涯が転換した記念日。
あの頃はまだお見合い結婚が普通で、亡くなった父の友人方が残った私のことを心配してくださって、次々と紹介してくださった。

今は考えられないことでしょう。
少し進歩していたのは、会って二人で話し合って当人同士が決められる様になってた事くらいかな。

学生の頃も、お勤めするようになっても男性には友人感覚しかなかったから文学少女の割にオクテだったみたい。

23歳が女性の結婚適齢期の上限みたいな風潮で、母に心配かけたくないのと新しい生活への願望も芽生えて幸運な出会いだったと振り返って感謝の念が湧く。

毎年、この日にはお見合いの日の思い出を書いている。
義母と気持ちが通じ合えてお互い、好きになれたのが嬉しくて。
結婚してからも一生可愛がってくださったな。

夫との54年間の生活も、私には勿体ないほどの幸せを。
お見合い結婚も悪くないな、愛情は後で自然に湧いて来るもの。

無論、結婚だけが幸せと決めつける思いは全然無いです。

青い梅の実に誘われて2017/07/02

久し振りに公園を散歩した折に見かけた青梅、見上げるような大木の葉陰から可愛い顔を覗かしていた。

梅酒を作らなくなって何年になるだろう。
お酒にヨワイから最後の何年かはシロップ漬けにしていた。

物心ついた時には我が家の台所には必ず梅酒の大きなガラス容器が有って勝手に飲んでたな。
電気冷蔵庫の有る家なんて珍しい時代だから、冷蔵庫の上段の氷をつついた塊を、梅酒と実を一つ入れたガラスコップに入れて。

サイダーとカルピスと梅酒と手作りのかき氷が真夏の子どもの楽しみだった。
そういう点はコドモ扱いされず、おおらかだったけれど我が家の家風だったのかも。

小学校に上がる前に、庭に大工さんが作ってくれた大きなブランコを水平以上に高く漕いでいて、手を離して気が付くと居間に敷かれた布団に寝かされていたことが有る。

幸い怪我も無かったが、枕元で母が
「梅酒で酔ってたのね」
ホントは、手を離したら空中を飛べるかも〜。
そんな恥ずかしいことは言えないから黙って寝たふりしてた。

散歩途中で見かけた青い梅の実から、遠い昔の想い出が蘇りました。

ドキドキしながら2017/07/03

天気予報で梅雨空と聞いたような気がしてたのに、目覚めてリビングに行くと明るい日射しで嬉しかった。

明日は、珍しいお客さまが見える。
楽しみ、でもドキドキです。
せめて、部屋を片付けて置かなくては申し訳ないと散らかってる書類などを整理したけれど、たいして変わり映えしない。

諦めて、最近会う機会が少なくなってた親友に電話でお喋りして元気を貰う。
お稽古事やお付き合いで今も元気によく外出され、家の中も奇麗に片付いてて私と正反対だ。
ホント尊敬してしまう。

歳の取り方は人それぞれだから、それだけでは計れないけれど、ずっと先輩の方がキチッと生活してられると元気づけられます。
近くの会館での映画、一緒に観に行こうねの約束までして。

さあ 明日に備えて今日は遊ばずに早く寝ることにします。

添付写真は、買い物に出た折に駅前の花壇で見かけた私には珍しいお花でした。

取材して戴いて2017/07/04

久し振りに取材のお話しを戴いて、今日がその日。
昨日から、家中の片付けと掃除を。
不精者の自分のサガを反省しながらも好い機会に感謝でした。

少し早めに、これまでずうっとお世話になってる編集者さんが見えてホッと。
不安でイッパイだったのがス〜ッと解消、すっかり頼り切ってます。

約束の時刻に編集の方々とカメラマンさんのお三方がお見えになった。
主婦と生活社の季刊誌、
「NHKガッテン」
の方々です。

どうして私などがと恐縮してたのに、上手に聴いてくださるので、気が付いたら調子に乗って喋りまくっている自分に驚く。
まったくぅ年齢と共に歯止めが効かなくなったみたい。

お若い方々に甘えて楽しい時間を過ごさせて戴きました。
カメラマンさんに写真もイッパイ撮って頂いて、容姿に全然自信無くて恥ずかしかったのに、上手にリラックスさせてくださって嬉しかったです。

感謝 感謝の嬉しい一日でした。

NHKガッテッン 秋号は9月15日発売とのことです。

添付写真は、カメラマンさんの大きな道具が珍しくて撮らせて頂きました。

久々の映画鑑賞2017/07/05

近くのコミュニティセンターの映画観賞会で久し振りに映画を観せて頂いた。
先日、路でセンターの企画運営に携わってられる方にバッタリお会いしてお話しを伺って嬉しくて。

新聞をデジタルに変えてから、広報誌なども入らないことが有る様な気がする。
近くだからロビーで頂いてくれば済む話なのだけど迂闊でした。

早速、友人に電話して一緒することにした。

「ゴースト」1990年 アメリカ映画 
        第63回アカデミー賞 助演女優賞 脚本賞受賞

と頂いた広報誌に載っていたが、もう映画を見なくなっていた頃なので情報に疎い。

早めに会場に入って、前のほうの席に座り、期待でワクワクでした。
後から仲良し会の友人も見えて隣席に。

映画は、のっけから殺人などスリリングでチョット恐ろしいのにコミカルな面や、じーんとしたりして楽しかったです。

次回からは見逃さないように毎回伺いたいな。
感謝しながら会場を後にして、下のティールームで冷たいコーヒーを頂きながら久し振りのお喋りを楽しむ。
彼女は、今もパソコン教室もスケッチ会も続けてられてホント頭が下がります。
何か一緒に新しいこと習いたいネ、コレは私の願望。

楽しかった一日に今日も感謝です。

添付写真は街角で見かけたノウゼンカズラに惹かれて。
公園のも見に行きたくなりました。