4月の思い出2017/04/20

四月は新しいことが始る月で、大昔の子どもだったころの心情が蘇る。
何故か幼稚園に行くのは拒否したけれど、小学校は楽しかったな。
一人前の社会人として認められたような気持ちだった。

小さな町の真ん中に鉄筋コンクリートの三階建ての立派な校舎で正面には時計台が聳えていた。
生徒は高等科を入れると二千人近くで校舎を後ろに増築して、二棟を繋ぐように大きな雨天体操場が作られた。
そこでの毎月の映画会が楽しみだった。

一年生のころに初めてトーキー映画が上映されて何処から声が出るのか不思議。
終わった後でソロッと隠れて幕の後ろに人が居ないかと覗きに行った覚えが有る。

町立の小学校で、あの頃は貧富の差が激しく我が家は典型的な中流。
世間知らずだったからクラスメートの家を渡り歩いて本でしか知らなかった実社会を肌で感じた。
男女ともにみんなイイ子で仲よくしてくれて楽しかった思い出ばかりです。

今やイジメは当たり前のように言われるけれど、理解できないことの一つです。
理屈は色々言われるけれど私には判らない。

昔話を思い出すままに。
先日にも記念写真とともに想い出を書いたばかりでしたが、あの頃のことは懐かしくて。

添付写真は近くのモミジの若葉です。
さあ 明日はアトリエ、週に一度だけの早起きしなくては。