昭和初期の学芸会(2)2016/10/26

戦時下の学芸会
昨日の小学生の時の学芸会の写真、アルバムに並べてもう1枚あった。
女の子のは「軍国子守唄」と言っても華やかなものだったが、男子のほうは戦地の様子そのものだった。

戦争の合間に、内地から送られて来た慰問袋を開けて手紙を読むシーンだ。

その頃の小学生は、授業で慰問文をよく書かされた。
何を書いていいか判らないままに、クラスの些細な出来頃や友達のことなどを書いた覚えが有る。

そのご縁で、近くの町から招集された方が、何日かの帰省が許可された折に、我が家に来てくださったことが有る。
夕食をもてなしながら、父がお酒をすすめて、いろいろ話を聴いていた。
独り息子の兄もいずれと覚悟していたのだろう。

私は何も話せなくて小さくなっていた。

昭和16年12月8日までは、戦争中でもまだのんびりしてて、昨日の題名にも「戦前の学芸会」と書いたのはオカシイと気が付く。
「昭和初期の・・・」に変えよう。