亡き母の誕生日に2016/07/02

母を偲んで
今日は亡き母の誕生日だ。
明治35年〜昭和34年7月30日の生涯は今を思えば短かかった。

一緒に暮らしたのは20年ほどだが、子どもの頃の年月の重さは70代、80代とは緻密さが全然違う。
あの頃は一日、一日が充実して長かった。

母の思い出もいっぱい、なまなましく細かいことまでが今も目に浮かぶ。

母は末っ子で可愛がられお琴の発表会では歌が評判だったそうだ。
女学生の頃の古い写真はまだ着物姿だった。

19歳で父とお見合い結婚、その写真は私の手元には無いが初々しかったな。

社交家で明るい母だったが親族の面倒や戦争、父の死後などなど大変だった筈だが最後まで一人で強かったと今になって憶う。

なんてことをチョット考えながら今日は2ヶ月毎の検診に少し遠くの病院に行った。
家族に甘えて車で送って貰う。

看護師さんにこの一ヶ月の不調を話したら検査と点滴をしてくださって結果、
「もう大丈夫、不調が長引いてるのは加齢のせいもあるかも〜」
入院時お世話になった先生の笑顔に勇気づけられました。

まだ足元に自信が無くて家人に車で迎えに来てもらって感謝。

今の恵まれてる自分を思うと亡き母に
「なにも出来なくてゴメンネ」
後悔しきりです。