明けましておめでとうございます2016/01/01

お年賀
明けましておめでとうございます

昨日は家人のとこに呼ばれ大晦日恒例のすき焼きの後、紅白を終りまで観て年越し蕎麦を。
除夜の鐘を聞いて
「新年おめでとうございます」
笑いながら挨拶交わしてすぐに車で送ってもらった。

お昼には遠くの家人も集まる。
全員揃うのは元旦くらいだから、もうスゴク楽しみだ。

明日は遅くなると思うので早々と真夜中アップです。

皆さま 佳いお正月を!

お正月には2016/01/02

今年のおせち料理
元旦は家族全員が集まって楽しい一日だった。
毎年新しい家族が増える喜び、そして成長する姿が可愛い。
長生きさせてもらって良かったと沁みじみ幸せを感謝しました。

それぞれ自立してて持ち寄ってくれるからご馳走がいっぱい。
蟹とか他にもいろいろ写真に撮り切れなかったけれど記念に添付する。
ほんと忘れっぽくなってるもの。

80数回の元旦を経験してきて、その時々の光景が走馬灯のように頭の中に浮かぶ。

総て手作りだった昭和初期、
お餅一つを入手するのも困難で貧しい祝い膳だった終戦前後の数年間、
結婚しても月給は少ない上に遅配がちで賞与も無かった時期も。

それでも楽しかった想い出も有る。
年々経済成長で少しずつ新しいゼイタクが出来る喜びもあった。

今は年金生活になって、つましく暮らしながらも好きなことをして精神的にはゼイタクさせてもらっている。
若い世代の昔とは違うキビシさも何となく推察できるからエラいなと心中思うことが多い。

だからこそお正月にみんなで集まって和気藹々の一日がこよなく嬉しい。
子煩悩だった夫がいたらとどんなに上機嫌だったろうの想いがつい頭をよぎる。

私のお正月は昨日で終ったと今日は朝からTVの駅伝で懐かしい景色を観た後は、近くの小さな氏神さまに年に一度の初詣だけをしてきました。

少し歩いただけなのに汗ビッショリ、暖かいお正月です。

静かな日曜日2016/01/03

公園のお山から
慌ただしかった師走、楽しかった元旦の余韻を引き摺りながら今日は何も無い日曜日。
暖かい日射しに誘われて公園に散歩に行く。

書き初めのつもりで簡単なスケッチ用具も持って小さなお山を登った。
富士山の山頂が遠くに見えて、箱根の芦ノ湖から見た富士山の絶景を懐かしく思い出す。
さっきまで観ていたTVの箱根駅伝からの連想かも。

反対側の斜面の芝生に座りこんで、下に見える広場をスケッチすることにした。

殆ど使ったことのない水彩色鉛筆のセットと暮れに幾種類か買ったグラフィック用のボールペンの試し描きだ。
色鉛筆で塗った後、水筆でなぞると水彩画になる。

でも慣れないから思ったように描けなくてイライラだ。
あとはボールペンで一気に描いて終りにしたが、スゴく落ち込んだ。

まっすぐ帰って駅伝の中継の最後を観てヤッパリ若いっていいなって。
元気を貰って落ち込み解消。
焦らずに今年はじっくり描きこもうと思いました。

描いてきたスケッチブックを壁に立てかけて眺め、これはこのままで記念に添付することにしました。

事始め2016/01/04

蘭
お正月気分も三日で終った。

昭和初期には他に楽しみが少なかったからだろう、
松の内は正式には何日までだったかもう朧だが小正月の15日くらいまでは浮かれてた。

親戚回りして従兄弟達と遊んだり、近所のお姉様方を呼んで歌留多会などして盛り上がった。
羽根つき、凧揚げにも興じた。
現在はお正月の過ごし方も様変わりしたのだろう。

昨夜は珍しく疲れて早く床に着いたが、寝付けないままに
 頭は「本の読み方」で磨かれる  茂木健一郎 三笠書房
を再読した。
この頃は読んでもすぐ忘れるから新鮮な気持ちで讀める。

中に出てくるのが子どもの頃から親しんだ本が多くて懐かしくて読了。
もう一度それらの本を再読したくなった。
今讀めば違った感想になりそうだ。

今日から医院も始るので迷ったけれど心配性だから何時もお世話になる先生に相談に伺った。
検査してくださって脳の方は全く大丈夫と画像を指しながら丁寧に説明してくださってホッとしました。
転倒した時のことも笑い話になってヨカッタです。

さあ 明日からは遣りたいこと、読みたい本が山積みだ。

暖冬2016/01/05

冬の公園にて
暖かさも今日までとの天気予報に洗濯を済ませて外に出る。
出しそびれて気になってた年賀状をポストに投函したので何時もの公園とは反対方向だ。

足の向くままにリサイクルセンターに寄って持ち帰り自由の本棚を覗く。
 「漱石とその時代 第2部」江藤淳 新潮選書 昭和45年発行
ぱらぱらっと拾い読みしたら面白そうで頂くことにした。
裏表紙に小林秀雄氏の推薦の言葉が書かれているのも嬉しい。
讀んで興味深かったら前後の册は図書館で当たってみよう。

スケッチ用品も小さなリュックに入れてきたのだけど適当な場所が見付からないまま、近くまで帰って来て小さな公園のベンチに腰かけた。

暖かくても草木はすっかり冬景色だ。
桜らしい裸樹の枝振りに魅かれてスケッチする。
水彩色鉛筆と水筆、ボールペンだけだ。

相変わらず慣れなくてもどかしい。
太めのペンを持って来なかったのを後悔。
30分足らずで切り上げた。

今年は気張らず焦らずゆったりと、ささやかな楽しみに浸りたいと思う。