瀬戸内寂聴さんのこと2015/11/25

モミジ
ひと片付けして遅い昼食を摂りながら昨夜のTV録画を観る。
先日最初のほうを見損なったNHKスペシャル、
 「いのち 瀬戸内寂聴 密着500日」

大変なご病気されたのに全然変らない明るい笑顔に励まされた。

1922年5月のお生まれだから丁度私より5年お年上だ。
作家として世に出られたのは昭和25年頃からだったとある。

作品の内容はあまり覚えていないが恋多き方で奔放に見える行動はそういう感情に疎かった当時の私には理解出来なかった。
作品はずっと讀んでいた記憶が有るが内容はもう朧だ。

出家されて頭を丸められたときは衝撃だった。
でもスッキリなさってとても好い感じ。
ご本人も女性らしく「似合うかどうか心配でしたが・・」なんて。

久し振りにジックリ私生活と素顔を拝見して歳を重ねて輝くモノを感じさせて頂き元気を戴きました。

私も4年前に手術前に麻酔をかけて頂いたときの、あのス〜っと引込まれるような平穏さや覚醒したときの何とも言えない不思議な気持ちを重ね合わせて。

さあ もう一踏ん張りして身辺整理をしよう。
今年中にが目標です。

添付写真は寂聴さんのイメージを思い浮かべて。
モミジの葉の繊細さに魅かれます。