義母の命日2015/09/02

大好きだった義母と
今日は大好きだった義母の命日。
昭和40年9月2日 71歳だった。
今、自分の歳を考えるとあまりに若かったと口惜しい。

あの頃は70歳を越すともう老齢って感じで周囲が心配して
「一人で外出も出来ないの」
と温和な義母が珍しく不満を漏らしていたのが心に残っている。

家柄に縛られて、初恋の人を諦めさせられ意に染まない結婚をし、難しい舅、姑の最後を看取り、その1年後には敗戦の直後に夫も病気で亡くなった。

私はその5年後に知人の紹介のお見合いで自宅に伺い、初めて義母に会った。
何だかお互いに魅き合うものが有ったみたい。

縁が有って結婚してからも終生可愛がって頂いたし、私も大好きだった。
娘時代からの話をイッパイ聞かせてくださった。

気になっていた息子の結婚を見届けて義母は東京で新生活に。
幸せな晩年でした。
私達も東京転勤で、よく行き来していた当時が懐かしいです。

古いアルバムから結婚したばかりの頃の写真を久し振りに沁みじみと眺めました。
せめて今の私の歳を越すまで元気で居て欲しかったな。
桔梗の花がお好きだったので〜。