気がつけば８２歳

まったく頭悪くなったなと憮然とする。
何をやっても能率の悪いこと甚だしい。
３っ以上のことが重なるとこんがらがって、ミスしないよう気を遣う。

身体能力の低下も否めないから、ま　自然の成り行きだろう。
でも負け惜しみみたいだが若い時より気楽に生きられるようになったと感じる。

「心の欲する所に従えども矩を踰えず」
孔子の言葉を自分流に解して、気の赴くままに好きなことをしているが大過はないようだ。
単なる甘えと言われれば返す言葉は無いが。

人間関係の悩みも無くなった、というより人との触れ合いが楽しく感謝することばかりになった。

持って生まれた性格は変わらないのかもしれないが環境、経験、年齢に応じて随分変化すると自分を振り返って想う。

無口で社交下手で滅多に笑わず、それでいて神経質だった人間が今はけらけらと笑って楽しんでいるのだもの。

私の育った頃から比べれば豊かになった今、イジメの哀しい話を聞くとたまらなく口惜しい。

なんて今日は柄にもないことを口にしました。
どうしてかな？
本当の苦労を知らないからよって言われると一言も無いです。

添付写真は昨日の夕暮れ、神秘的な空でした。