三連休に2015/07/19

鮎川哲也氏を偲ぶ
三連休、関係ないのに何だか寛いだ感じで、気になっていた事を片付ける。
一段落ついて遅い昼食を摂りながらTVを観ると江戸川乱歩の話で懐かしかったな。

兄の「少年倶楽部」で怪人二十面相に夢中になった。
女学生になってから親友の家に入り浸っていたらお父様が読書家で固い本の中に混ざっていて借りて讀んでたらお母さまが秘かに心配してくださったみたい。

懐かしくて読み返したいと思いながら観ていたら戦後のミステリー界の流れに話は移る。
陰で乱歩が尽くした功績を改めて知った。

私がミステリーにのめりこんだのは50歳前頃からだが殆ど外国物のシリーズばかりだった。
そのなかで鮎川哲也が何故か好きで讀んでるうちに若い人達のも讀むようになった。
番組で彼の名前が出なかったのがちょっと淋しかった。

前の家の書棚にはミステリーの文庫本が溢れていたが流石にマンションには嵩張って持ち込めない。
読書の傾向も変わって来ていた。

数年経って久し振りに会った旧友と話してて彼女がミステリ書いてるのを初めて知って驚くとともに私が鮎川哲也の作品が好きって洩らしたら、あとでイッパイ贈ってくれて感激。

今日は彼女を偲びながらもらった本を並べた。
もう一度じっくり讀もう。