子どもの頃の梅雨どき2015/06/09

74年前に描いた絵
すっかり梅雨の薄暗い室内に子どもだった頃の情景がだぶる。
よく引っ越しをしたが一番長く住んでいたのは古い日本家屋だった。
海に近く前は川で後ろには酒蔵が広がっていた。
庭も広くて松林だったのか大きな松が10本くらい有って梅雨時分には家の中は薄暗く湿っぽかった。

あの頃の小学生は雨が降れば男の子も女の子も黒い木綿の傘で黒いゴムの長靴。
カラフルになったのは終戦後数年してからだ。
滅多に使うことは無かったが家には番傘や蛇の目傘も有った。

雨の日は友達と外で遊べないから薄暗い自分の部屋で本ばかり讀んでいた。

あの頃は時間がゆっくり流れて一日が長かったな。
黒いシミがじょじょに広がるように戦争の影が忍び寄っていたことにも気が付かないで。

今日は朝から整理した衣類をリサイクルにどっと出し、古い書類をシュレッダーにかけてたらもうこの時間になってしまった。

添付写真に困って古い日本画を出してきました。
74年前の習い始めた頃の習作です。