気がつけば８２歳

嬉しい一日だった。
私の米寿の誕生日を祝って家族全員、私を入れて１２人が集まってくれたのだ。

還暦、古稀、傘寿など日本古来のお祝いをしたことのなかった私が昨年の誕生祝いの席で
「来年は８８歳のお祝いには私が招待するね」
と宣言した。
ここまで長生き出来て家族への感謝の気持ちを形にしたかったのだ。

１年があっと言う間に経ち、料亭などの相談に乗ってもらっていたが結局は
「うちでバーベキューにしようよ」
「うん　私もその方が嬉しいな」
気兼ねがないし時間も気にしなくてイイものと甘えることになってしまった。

遠くの各地からマゴやヒマゴも来てくれて久し振りにゆっくりと楽しいお喋りが弾む。
ご馳走もいっぱい。

そして最後に素敵なプレゼントを！
私の好みをよく知ってる家人の心の籠った人形が現れて感激、全員のお祝いの言葉が添えられていてもうウルウルしちゃいました。

雨の予報も有ったのに青空が見えて、夫が見守ってくれてるのかな、彼がいたら今日の日をどんなに喜んだだろう、ヒマゴの顔を見られずに逝った彼の顔が浮かびました。

ほんとうに今日も有り難う。　心から感謝しています。

添付写真は贈られた人形、ケースの背面が鏡で後ろ姿も楽しめて嬉しいです。