命日に父を偲ぶ2015/03/14

早春を彩る
昨日は父の命日だった。
父は56歳、私は19歳でお葬式の日が女専の卒業式だった。

過去のブログを見ると父の最後の日のことや子どもの頃の想い出を書いている。
讀みながら様々な光景を思い出して切なかった。

よく勉強していて、決して声を荒げることのなかった父、子ども扱いしないで真剣に話し合ってくれた父が大好きだったな。

こまごましたことをリアルに思い出す。
何故か父と話し合ったり、ゴルフのお供や、プラネタリュウムや催しに連れて行かれたのは私だけだったが、後で聞くと可愛げがなくて独ぼっちに見えた私を父なりに心配してくれたらしい。

新しいことが好きだった父も少し浮いていたから、気が合ったのだと私は思うことにしてる。

それにしても、若くして生家の兄が二人とも亡くなって本家や親戚の面倒を見るのは大変だったろうと苦労を偲ぶ。
それを助けた母も偉かったなと、世の中がすっかり変わった今をみるとつくづく思うようになった。

56歳の人生は短か過ぎて哀しい。
私は87歳まで生きて、子どもの頃心配かけたけど今幸せだよ。