夫の命日に2014/12/30

在りし日
良いお天気にマット類まで大洗濯して、部屋の最後の片付けをしていたら、ハッと気が付いた。

夫の命日だ。
先日、10年の偲ぶ会をして終えた気になっていた自分が恥ずかしい。
お神酒とお水、お塩、洗米の替わりにお餅を供えて
「おそくなって ごめんね」と手を合わせた。
私の忘れっぽいのはよく知ってるから苦笑してただろう。

それにしても10年の歳月の長さを憶う。

夫の定年後に18年間遊んだ富士山と海の見える家の縁側で撮った写真を添付した。
現役の時とスッカリ違うから、
「そんなのダメだよ」
って不満かも。

私は仕事から離れての気侭で自然の豊かな地での一日中一緒にいられる日々は楽しかった。
それぞれマイペースで好きなことに夢中になっていたのだけど。

我慢してくれていた(諦めかも)ことも多かったのだろうなと今頃になって反省しても遅い。

病院での最後の日を別れを思い出すとやっぱり涙が滲んできた。