古事記あれこれ2014/10/11

古事記 他
胆嚢摘出手術をしてからもう3年半が経ったが、あの時併発した膵炎が慢性化して二ヶ月に一度、診察とお薬を貰いに行く。

今日はその予約の日で早起きして出掛けた。
アトリエに続いて早起きはチョット辛かったが、1時間半くらいの道のりで道筋にもすっかり慣れた。

3回入院して通算半年程の日々を思い出して懐かしい。
お世話になった看護師長さんに今日はお会い出来て
「とってもお元気そうですね」とお声かけて頂いて嬉しかった。

先ず眼科で見て頂いて「異常なし」でほっとしてお薬だけ処方して戴いた。
本命の入院時から主治医の先生の診察では
「変わりないですね。 大丈夫ですよ」
といろいろ撮った画像で詳しく説明してくださった。

「これって 一生ものですね」
「まあね」
余命考えたら大した問題ではないと笑ってしまった。
油脂や甘いモノの制限は有るが、もう馴れて苦痛ではない。
定期的に見て戴けるので却って健康維持出来ているのかもしれない。

帰りに病院の筋向かいに大きなブックオフのお店が有ったので覗いてみた。
先ず岩波文庫の「古事記」を捜して奥の一番上の棚に見つけた。
踏み台が見当たらなくてうんと背伸びしたヤット取れた。

想い出の古事記の倍以上分厚くて500円。
2013年5月 第83刷発行とあった。

あとは100円コーナで添付写真の2冊をついでに買う。
本を入手すると何とも豊かな気持ちになる。

帰りの電車の中で「古事記」を讀み始めると、昔風の古い言葉で書かれているのもまた心地良かった。
以前讀んだときと違って関係が頭に入っているから理解し易い。

松尾たいこさんの「古事記 ゆる神様 100図鑑」のお陰で、両方の楽しみを頂きました。

昨日今日と連チャンで疲れたけれど、それ以上に収穫有りです。

帰ってブログを見たら松尾たいこさんが私の駄文に触れてくださっていて嬉しかったです。 感激。
さあ 今夜はゆっくり二冊の古事記をあわせて讀むのが楽しみです。

コメント

_ hisae ― 2014/10/11 16:51

良くホテルに聖書が置かれてますけど、日本の旅館に古事記を・・・なんて思ってしまいます。岩波の「古事記」わたしも持っているのですが、まだまだ美海さんのようには、なかなかよ読めないのですが、鈴木三重吉の「古事記物語・角川文庫」は児童向けに書かれていますのでとても読みやすくて、岩波文庫と一緒に棚にあってあるだけで、嬉しくなる本です。松尾たいこさんの本も読んでみます

_ キタアカリ ― 2014/10/11 17:53

3回も入院されたのですか。
定期的な診察は大変でしょうが、異常なしでよかったですね。

私もブックオフを利用します。懐かしい本によく出会い
しかも格安でありがたいです。

今日、映画「ふしぎな岬の物語」を観てきました。
大人のメルヘンのようでした。
映画の中で吉永小百合さんの夫は画家で
虹を書いた油絵は素敵でしたよ。

_ 青嵐 ― 2014/10/11 20:38

美海さん、こんばんは。
ご無沙汰しているうちにすっかり秋も深まってまいりました。

風邪も大事に至らず、今日の診察の結果も異常なくて本当によかったですね。安心しました。

ここ最近の話題が古事記だったので興味がわきました。
松尾たいこさんの「古事記 ゆる神様 100図鑑」面白そうですね。

私は以前に「口語訳 古事記」三浦佑之著 文芸春秋を読んで興味を抱きました。
三浦氏は「舟を編む」の著者、三浦しをんさんのお父上です。
同郷のよしみで講演会なども参加しております。
口語体で素人の私にも解りやすく語り部のように書かれており解り易かったです。

_ 美海 ― 2014/10/11 23:25

hisaeさん
考えてみればそうですね!
日本人なのにルーツの言い伝えは知っていたいです。
私も松尾たいこさんのご本に触発されて元の本も読みたくなりました。
大体の名前や関係が判ったので昔より読み易すそうです。
まだ最初のほうですが(^^;)

_ 美海 ― 2014/10/11 23:53

キタアカリさん
深刻な病気ではなかったのですが、寝たきり、絶食の点滴生活を経験して性格が変わったみたいです。
家人や診てくださった皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。

私は新刊は丸善、懐かしい本や少し前のはブックオフで捜します(^^;

映画「ふしぎな岬の物語」
映画館には滅多に行かなくなったので知りませんでした。
>映画の中で吉永小百合さんの夫は画家で
> 虹を書いた油絵は素敵でした
観たくなっちゃいました。
教えてくださってアリガトウございます!

_ 美海 ― 2014/10/12 00:14

青嵐さん 今晩は
お陰さまで元気回復したようです。
並木もすっかり秋色です。

「口語訳 古事記」を書かれた方は、三浦しをんさんの
お父上でいらしたのですか!
まだ讀んでは居ないのですが・・・。
「船を編む」は本を讀んでからテレビドラマで観て録画をまだ消せないでいます。

好い事を教えて戴きました!
同郷の方っていいですね。

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