コミュニティセンターで2014/09/27

浅緑の実
新聞を取りに廊下に出ると薄ら寒い感じだ。
9月も残り僅か、何となく忙しい毎日で家計簿記入を怠っていたのを整理する。
それ専用の箱にイッパイ溜っていたのを整理してスッとしたが独り暮らしで決して贅沢しないのに経費は掛かるものだと妙に感心した。

午後は先日、お知り合いの方にご紹介頂いた方々にセンターでお目にかかる事になって一寸ドキドキしながら出掛けた。
図書館が中に有るから丁度読み終わった「昭和の犬」を返本して時間になるまでとウロウロしていたらお声を掛けて下さって恐縮する。

ロビーで珈琲をご馳走になり、初対面なのにすっかり打解けてくださって楽しい時間だった。
ここのコミュニティセンターは図書館や講座やシニアの為のお食事会などでお世話になり私の心の拠り所になっている。

図らずも運営されてる方々にお目にかかれて恐縮しながらも嬉しかったな。
紹介してくださった知り合いの方にも感謝だ。

独り暮らしで世間に疎いからお話が新鮮に染み込む。
中にはショックな情報も伺った。
ここに来て近くに図書館が有る事に感激し感謝してたのに数年後には市の方針で廃止されるとか。

読みたい本が全部買える状態ではないし、家に置く場所も限られている。
図書館は近くに有るから有り難いのだ。

この歳になって自分を形成してくれた数々の本の有り難さを身に沁みて感じている。
図書館の存在は長い眼で見れば絶対に社会に貢献する筈だ。

思い掛けない話に考え込んでしまった。
若い方達の為にも本に親しむ環境は大事だと思うのだが。

お別れして外に出たらプランターに植えられた緑にカワイイ実が。 
お名前は? って聞きたくなる。