写真2014/09/20

87歳の私
昨日、今日と家人の誕生日が続く。
朝から用事で隣街に出掛けて、買い物を詰め込んだカートを引っ張りながらバス停にきたら学生さんでイッパイだ。

ベンチの端っこにやっと腰掛けてお祝いメールを書きかけた。
携帯は苦手だからモタモタしてるうちに画面が変って書き込めない。

隣に坐っていた高校生らしい白いシャツ姿の男性に
「これ 変になっちゃったのだけど教えてくださる?」
男の子ばかり育てたから、気楽に声をかけてしまうのだ。

さすが現代っ子、ささっと画面を切り替えて
「これで書けますよ」
「でもキーボドが出てないじゃない?」
また弄ってくれて私の馴れた画面を出してくれた。
嬉しかったな。

お礼を云ってるうちにバスが到着したが長い列の後ろに並んで乗る直前に送信を終えることができた。
若い方達はサラッと親切してくれる。

満員なのにシルバー席のお二人が無理に詰めて下さって辛うじて座れて感謝だ。
やっぱり歳に見えるんだなと思うがそういう事を気にする時代は卒業した。

帰宅したら先日新聞の記事を書いて下さった記者さんが取材の折の写真を送って来て下さっていた。
早速パソコンに入れて見る。

87歳の自分の顔をしげしげと眺めた。
鮮明だからシワもハッキリ見えるが、上手にリラックスさせて良い表情を捉えてくださったなと感心する。

昔は写真を撮られるのは苦手だったな。
自意識過剰と劣等感が何時も付きまとっていた。
この歳になれば有りの侭の自分が受け入れられるようになった。
なんて悟ったような事を言いながらも結構お洒落は気にするほうです。

もう実名も顔も公開しちゃったから中の一枚添付しました。