昭和初期には2014/06/14

白い門の傍に
散歩途中、遠くにピンクのタチアオイの花が門口に咲いてるのが見えた。
懐かしくて傍に行ってしげしげと眺める。
すっくと真っすぐ伸びた茎と淡いピンクがった花びらの質感が大好きだ。

前に書いた少女時代を過ごした古い家の庭は幾つかに仕切られた花壇にチューリップやジキタリスの花などが植えられていた。
私が一番好きだったのは奥のほうに群生していたタチアオイ。
初夏にいっせいに花が咲くと嬉しく眺めたものだ。

暮れなずむ時刻には白い花びらが浮き上がって夢幻の世界だった。

一軒置いて隣の友達の家は我が家の3倍の敷地に母屋の他に離れが4つあって、遊びにくと門番の爺やさんが離れの鍵を開けてくれたりして子ども心にも、随分違うものだと思った。

その友達が我が家を
「お花がいっぱいあっていいね」
と羨ましがってくれたな。
彼女の家の庭は大きな樹ばかりで薄暗くしーんとしていた。

昔を思い出したついでに、今朝の新聞でサザエさんのゴム跳びの場面が載ってて懐かしかった。
それに添えられた記事の中に、「ゴムひもや輪ゴムが遊びに使えるようになった戦後に広まったのでは」 と。

地域差は有るかもしれないけれど、昭和初期の子どもの遊びにゴム跳びは定着してました。
男飛び、女飛び、まる飛び、逆立ち飛び・・まだまだ有りましたね。
学校の近くの雑貨屋さんでゴム紐を買ったり、時には輪ゴムで拵えたりして、
車など通らなかった舗装されていない路上で遊んだものです。

まだまだ庶民の生活が平和だった昭和初期の話です。