漱石の「心」連載に2014/04/21

なにをおもふ
テレビ配達の連絡電話が掛かってくるまでにと早めに階下に新聞を取りに行く。
5分くらいのことだけど留守にしてるのは不味いから気を遣ってしまう。 

久しぶりに朝からゆっくり新聞を拡げて読んだら、
夏目漱石「心」が目に入った。
囲み記事で上には右から
「大正三年四月二十一日 東京朝日新聞」
その横に左から
夏目漱石「こころ」100年ぶり連載 とある。
 先生の遺書(ニ)
あっ 昨日から始まっていたのだ。

昨日の新聞を見たら一ページの特集が・・・。
予告はチラッと見た覚えが有ったのだけど、このところ新聞をロクに読んでなかったな。 新聞離れに拍車がかかっている。

筒井康隆氏の「聖痕」以来だけど切り抜きしたくなった。
独り暮らしの気楽さですぐにハサミを入れた。

小学生の頃、客間の座敷に寝ころんで読み耽った漱石全集のなかでも「こころ」は心にも沁みて何度も讀んだ。

また もうそろそろ購読を止めたくなって迷っていたが当分、楽しみが出来た。
発表された当時の再現が嬉しい。
欲を言えば発表当時の旧仮名遣いで読みたいがそれは無理だと解っている。

添付写真は何年か前の今ごろ、京都に旅行したときの写真。
お寺の名前は思いだせない。