大震災2014/03/11

瞑想
あの大地震からもう3年経った。
病院で絶食、一日中点滴の管に繋がれただ寝てるだけの昼下がり、3階で凄い揺れだった。
大きな枕を頭に載せて布団をかぶって小さくなっていたけど病院の中という安心感で恐怖は余り無かった。

これがあの惨事に繋がり多くの掛け替えの無い命を奪ったとはその時には知る由もなかった。
犠牲になられた方々のご家族、友人、知人の心の痛みは一生消えないだろう。

私は育った地の阪神淡路大震災(1995年 1月17日(火))が未だに忘れられない。
クラスメートは天井がベッドを直撃してご夫婦で即死だった。
敬愛していた女学校の英語の先生も亡くなられ、多くの知人が家の倒壊など悲惨な経験をしたことを後日のクラス会で話を聞いた。

お互い食糧を分け合い、宝塚の温泉は大丈夫などと助け合った仲で今も月に一回はクラス会をしている。
先日、クラス会の幹事している親友が新しい名簿を何年振りかで更新して送ってくれた。

96名のうち、40数名亡くなっている。
震災で亡くなった友人の名前に目が潤む。

明日の事は判らないと、昨日ホームセンターに寄ったついでに特売のパンの缶詰を2個買って防災鞄の中に放り込む。
気休めに思えるが矢張り心構えは必要だろう。

地震はやっぱり恐ろしい。
子どもの頃は、怖いものー地震、雷、火事、親父って言ったものだ。
  雷、火事は逃げれる気がするしオヤジなんて実に優しかった。
生きているうちに恐ろしい目に遭いたくないな。
すごいエゴだけど。