もの悲しい日2013/12/04

切ない想い出
何となくもの悲しい日もある

今日は そんな日

正月前に癌の末期で余命3ヶ月と宣言された夫は表情も変えずに冷静だった。

正月過ぎには家族揃って彼の育った想い出の京都、琵琶湖を周遊して子どもの頃や学生時代の楽しい想い出を楽しそうに語ってくれた。

桜広場、新緑の公園、真夏にも毎日車椅子を交互に運転しながら二人で朝夕の散歩を楽しんだ。
栄養は流動食の缶詰で補っていたが毎日の点滴で苦痛は少なかったようだ。 我慢してたのかな。

四季が移り紅葉が真っ赤になった頃に限界がきた。
玄関先の楓の前でお互い写真を撮り合った。

それが9年前の12月4日、入院した日だ。
晦日に本当の別れがくる。

悲しい記念日 あれから9年の歳月が流れた。
不覚にも涙が流れる。

コメント

_ La pie ― 2013/12/05 01:27


美海さん。
たまにはっね、っですね。

ニースは、とても晴天で美しい紺碧の海です。

明日の更新を待ってます。
そして、また、コメントしま~す。

_ 美海 ― 2013/12/05 15:59

La pieさん
ご心配おかけしてゴメンナサイ
時々甘えてグチがでます(^^;

お写真を拝見すると海の色も浜辺も明るくて美しい色彩に溢れてますね。
空気も違うみたい! 憧れます。

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