晩夏の感傷2013/09/07

夏も終わりの静かな海
もう夜は扇風機だけでしのげるようになって夏も終わりを感じる。
虫のすだくころかなと海辺の家を懐かしむと同時にこの時季の海景色も好きだったなとなぁと古いスケッチを引っ張りだした。

夕べは見る時間のなかった終戦の日に放映された日本の平和を考える討論の録画を観て考えさせられた。
戦争への道には絶対踏み込んではいけないとの考えは変らないが、解決の方法は難しいことも漠然と想像出来る。
戦争を体験してない世代が大多数を占めていれば理屈抜きの感情論は通用しないだろう。
正直、私にも解らない。
ただ 昭和初期の不況の時代と軍国主義に染まって行った時代の思い出が忘れられないが年寄りの取り越し苦労で有って欲しい。

昨日も電車の中で席を譲って下さった奥様、次の駅で隣の方が降りられたので移動して坐って戴いたが和やかな雰囲気が嬉しかった。
今の日本の社会は昔よりずっと成熟した良さを感じる。
箱庭の幸せなのだろうか。

最近、忘れっぽくなってドジばかりしている自分が不安になって思い出を書いて置きたくなった。
先ず一番感じる歳頃に戦争、終戦、戦後の変貌を経験した3年間の学生生活を書き始めたら自分でも驚くくらい多くの思い出が湧いてくる。
ただそれを確かめる親友はもういない。
飽きっぽい私のことだから最後まで書けるかな。

今日は故障したエアコンの買い替えに家人が来てくれる。
遠いのに済まない気持ちがいっぱいだが嬉しい。