花火大会に2013/08/25

フィナーレ
昨晩は今年初めての、そして多分最後の打ち上げ花火を観て来た。
納涼大会の一部だから30分なのだが、広い芝生で寝ころんで真上から被い被さるほど間近で迫力が有るので20年来毎年来ている。
風があると燃えかすの破片を浴びたりした。

自衛隊の駐屯地グラウンドがこの催しのときだけ一般に開放されるのだが、演習場だけに入場者が多くても好きな所にシートを敷いてノンビリ出来るのも好い。

葉山の近くに住んでいたときはバスで近かったのに東京郊外に引っ越してからは遠くなった。
家人のとこに寄って車で連れて行って貰ったのだけど、それでも結構遠かったな。

想い出いっぱいの街並を抜けて明るいうちに到着して場所を確保し夕食を。
ピクニック気分で楽しい。
生憎の曇り空で富士山の夕焼けは見られなかった。

漸くして暗くなると隣接した広場では華やかに盆踊りや和太鼓が。
見に行ったらポツンと水滴が腕に感じた。
「えっ まさかぁ」
やっぱり 夕立だ。
慌ててシート敷いた所に戻ってフード付きのコートを着込む。
ざーっと夕立が来ても可笑しくない空模様なのに何故か降らないと我ながら楽観的で、その通り暫くすると空が明るくなって星がポツンと瞬いた。

7時半に一斉にライトが消えてシュルル~ッ、パチン、ドカーンの音と共に夜空にまばゆい華が咲いて流れる。
寝て見上げたり、少し身を起こして打ち上げる瞬間からの軌跡を眼で追ったり。
フィナーレは今年は特に素晴らしくて感激した。

来て良かった! 連れて来てくれた皆の温かさが胸に沁みる。
久しぶりにマゴに会えて、彼女の素敵な先輩にも。
若いっていいなと思うと同時に昔の自分と全然違う社会人の姿に感心してしまう。

遠い道を送ってくれて「もう遅いから」ってとんぼ返りだ。
すご〜く 疲れたけれど 嬉しい一日だった。
いろいろのことでも相談に乗ってくれた家族、親しく接してくださった方に勇気づけられ教えられた日でもある。 

花火の写真は相変わらず下手だ。 マゴが機種が違うのにチャンと設定を整えてくれて例年よりはマシだけどタイミングの悪さは私の責任だ。