讀書2013/03/06

桜広場の莟はまだ固い
図書館で借りてきた本は大抵2〜3日で讀んでしまうのに
「虚構内存在 筒井康隆と新しい<生>の次元」藤田直哉 作品社
は手子摺った。 忙しかったのも有るけれど読み始めても理解出来ない言葉の羅列だ。
筒井康隆氏だけの作品の分析、解説が分厚い本なってることも私には驚きだった。
返却日があと三日に迫っているのには焦った。
でも三分の一くらい讀むうちに何となく解ってきて、後半馴染みの作品が出てきたのも有って興味津々。
止まらなくなって深夜まで讀み耽って頭がぼ〜っとしている。

何となく理解出来たというか新しい視野が開けた程度だがもう一度彼の作品を読み返したくなった。
大事に仕舞ってある「パプリカ」を見たら1993年9月発行だった。
随分昔になった。
切り抜きを続けていた新聞連載の「聖痕」も後一週間で終るらしい。

今日は大分春めいて日射しが温かい。
午後は図書館に本を返しに行こう。 返却期限の日に返すなんて始めてだ。

添付のスケッチは五日ほど前に散歩の途中で描いたモノ。
あとひと月もしないうちに桜満開に一変するはずだ。