整形外科医院で2013/02/12

ゼラニュウムの紅葉
今晩から雪模様という予報に整形医院に出掛けた。
11時過ぎに着いたが待合室は満員で坐れない方も何人かおられる。
杖をついた方や歩行困難な方を見ていると私など申し訳ない気持ちになる。

暫くしてやっと座れたから持参してきた新書本を開いた。
「死にたくないが、生きたくもない。」小浜逸郎 幻冬舍新書
老の話は卒業した気でいたが、題名に惹かれて借りてきた。
著者は1947年生まれ、所謂 団塊の世代の方だ。
老についての考え方も微妙に違っていて考えさせられる。
三分の二くらい讀んだ所で名前を呼ばれた。
時計を見ると丁度2時間経っていた。

膝のヒアルロン酸の注射も5回目で一応今日で終了だ。
「お陰さまで ずいぶん楽になりました。
 トレーニングに行って体重も1キロ減です」
と報告とお礼を言って何もかも終ったときはもう1時半、
先生も看護師さん達も、昼食も取れなくて大変そうだ。

当分来ないからストアで食料をいっぱい買い込み、バスを待っていると隣の方が
「飴 おひとつ如何がですか?」
辞退したがそれをキッカケに話が弾んだ。
ひと回りお若いらしいが脚が悪くて整形に通い、ウオーキングなさってると聞いてとトレーニングルームの様子を話した。
「行きたいと思ってたから思い切って通ってみようかしら」
「ご一緒出来るといいですね」
同じバス停で降りて別れた。

私もやっとこの土地に馴染んできたみたいだ。
帰りに道路脇の花壇のゼラニュームの葉がオレンジ色になっているのがあまりに奇麗だったので思わず写真を撮る。