成人の日2013/01/14

初雪
成人の日なのに小雨が と思っているうちに雪に変わりどんどん積もってきた。
昼過ぎの今もますます激しくすっかり雪景色だ。
晴れ着を着た方達は大変な成人の門出になったなと思いながらも暖国育ちの私はワクワクしてしまう。

今朝が予定だったどんど焼きはどうなっただろう。
廊下に出て見渡したが降りしきる雪に霞んで遠くは見えない。
恐らく延期だろう。
昨日買い物も済ましてきて本当に良かった。

さて「成人の日」だけど
>1948年に「1月15日」と法律で定められ、2000年に制定されたハッピーマンデー法に基づき1月の第2月曜日に改正された
とある。
私はその年の誕生日に21歳になっているが「成人式」の催しがあった覚えは無い。

その前年に二十歳になって一番嬉しかったのは選挙権だった。
昭和20年の戦後に婦人参政権が認められたときには成人してなかったから口惜しくて選挙権も無いのに立会演説会を聞いて回った。
貧しくて何もなかったのに、いや失うものが無かったからあの頃の若者は希望に燃えていたのだろう。
未来は自分たちの手で開けると信じていた。

私達から見る若者は昔の私などより成熟していて覚めてるように思われる。
成人の日を迎える前にもう大人になっているように見えるが夢も持っているのかなあ。

成人してから65年、新しい発見がいっぱいあってやっぱり生きているって素晴らしいことだと今でも思う。
やり直しできるなら、一つのことに打ち込んで大成したかったなと望むけど性格だから仕方ないだろう。

ともかく今出発点に居る若い方々に心からのエールを送りたい。