アトリエに行った日2012/09/14

都会の緑陰
何とか今回もアトリエに行く事が出来た。
前回で懲りたから透明水彩をたっぷりの水で薄めて塗り重ねた。
ちょっとイイ感じ。
次回の仕上げでどうなるか。

人物を描くとつい顔に拘ってしまう。
「可愛いいのが好きで困るんです」
先生に見て戴く順番が来た時に言うと
「ワカッテルよ」
何でもご存知だ。
骨格から考えることが大事と教えてくださったった。
バックに入れたポスターの活字もお習字になってると指摘されて、あくまで物体として捉えなくてはといけないと気が付く。

終ってから誘われてお仲間5人で昼食を。
主に絵の事で話が弾んで楽しくて疲れが吹っ飛んだみたい。

帰りの電車の中でシルバー席に座っていると3人の幼児を連れベビーカーに荷物いっぱいのお母さんが乗って来られたので反射的に席を譲って向かい側の一人分空いていた席に移った。
隣になった年配の男性(おじいさん)が私に
「余計なお世話だと私は思うね」
「だって 可愛いお子さんたち一緒に座れた方がいいじゃないですか」
「自分のことを先に考えるべきだよ。お人好し過ぎると私は思うが、ま ひと夫々でしょう。 話は打ち切り。お酒飲みます」
といってバッグからお茶のボトルを取り出した。
左側の年配のご夫人が遣り取りを聞いてて大笑い。
二人で顔見合わせてまた笑ってしまった。
それからオジイサンは向かいの幼児3人に愛想を振りまいて終いにはキャンデーを取り出してお母さんに
「もし良かったらお子さんに上げて下さい」
凄く楽しそうだった。
シルバー席にも時には面白い人間模様がある。