終戦前日2012/08/14

路傍の向日葵
小雨が降っていたが思い切って隣街まで買い物に出掛けたら、道路脇のあちこちに水滴をつけた向日葵の黄色が鮮やかだった。
いつもと違うドラッグストアで切れかけた総合ビタミン・ミネラルを選びながら空いていたので色々質問をする。
最近は小さな字を讀むのが億劫になった。
食事制限しているから最低の補いは仕方がないと考えている。

ついでに新しいストアで食料をあれこれ、何時もながら独りでもよく買う必要が有ると感心してしまう。
帰りにはすっかり雨もあがって青空が覗いていた。

今日は8月14日。
終戦の前日だ。 新聞、テレビでも戦争にまつわる話が多い。
67年前には本土決戦を覚悟して、先の見えない不安に押しつぶされそうになっていた。
負けるなんて考えもしなかったが、希望も見えなかった。
両親のもとにいたから耐えられたのだと感謝している。
「明日のことは わからない」
あれから 何度も 身に沁みて思う。

67年前も暑かったな。
あの時は考えられなかった平穏な生活、店には品物が溢れている。
そしてこの歳まで生きている。