長崎平和記念式典に2012/08/09

夏の朝
「長崎平和式典」の中継に67年の歳月が身に沁みる。
11時2分に黙祷。
80歳を超えられたが淡々と読み上げられた当時の体験談に心打たれた。
当時15歳で軍需工場で投下された直後の様子、すぐに帰宅しようとして目にした惨状、我が家は跡形も亡く家族の方々も犠牲になって・・・ 聞いていて胸がつまった。

私は直接戦災に遭っていないが焼け跡の惨状は眼に焼き付いている。
その上に被爆の深刻な問題。
やりきれない想いだ。

当時の市街の惨状が映し出されたテレビをカメラで撮って添付しようとしてハッと気が付いた。
これって著作権侵害かも。
20年前にネットへの書き込みを始めた頃、いろいろ若い男性の先輩に注意された。 関係ないけれど差別用語の議論も多かった時代だった。
肖像権などを含めて神経は使っているつもりだがその頃の相談相手も亡くなったりして迷う事がある。
結局ネットで調べて解釈様々だったが朝顔の写真にした。

子どもの頃から夏休みに朝顔は付き物、あの年も街の路地に朝顔は咲いていたかも。
今でこそ日除けはゴーヤが定番だが昔は軒下まで色とりどりの大輪の朝顔が見事だった。
一発の原子爆弾が一つの街の多くの方の命も生活も建物も樹々も花も一瞬にして奪ってしまった。