日曜日2012/07/22

庭の隅に咲いていたカラー
蒸し暑さが少し戻って来た。
どんより曇った日曜日、何をする気にもなれずブログを始めた年のから、一昨年、昨年と7月の箇所を読み返した。
たった3年間なのに妙に懐かしい。
最初は添付絵が無かったけれど矢張りチョット付いてると楽しいなと思う。

それで今日は何にしようかなと。
海辺の家にいた頃のカラーの絵を見付けて、今頃庭の奥の大きな樹の陰の薄暗い場所に白い花が咲いていたのを思い出した。
凛とした強さが好きだったな。
今スケッチしたら恐らく全然違う絵になるだろう。
だから昔描いた絵は面白い。

久しぶりにアトリエで油彩を描き始めたら筆が酷い状態で描き辛く先生に見て頂く時に恥ずかしかった。
後の手入れの悪さ歴然。
昨日は一念発起して薄いゴム手袋をはめ強力なクリーナーで洗った後、温湯と石鹸で徹底的に手入れした。
20本ほど洗ったらクタクタになって一応終わりにしたが、しなやかさが戻った筆の感触が嬉しかった。
まだ細いのを入れて30本近く残っているのも早く奇麗にしたい。

アトリエ帰りに寄った画材店で思い切って新しいのを揃えようと考えたが筆は高価で逡巡してしまったのだ。
最稼働するにもいろいろ解決しなければならないことがある。

それで疲れて今日は休日だ。
あとは、ゆっくりテレビでも観よう。
あっ 今朝の日曜美術館は銅版画家の南桂子さんの作品だった。
初めて知ったが鋭い感性と底に秘めた強い想いに惹かれた。
彼女の生い立ちも深く影響しているのだろうか。