阪急電車(ドラマを観て)2012/06/02

何もする気になれず録画してしてあったドラマを観た。

阪急電車を舞台にしたドラマで長かったので観る閑がなく懐かしくて取っておいたのだ。
西宮北口駅から宝塚までの15分間の短い路線だが結婚して暫く住んだことが有る。
駅も風景もすっかり変っていたというより記憶の方が怪しいのだがチョコレート色の車体はそのまま、懐かしかったな。

真ん中辺の仁川に結婚後3年ほどして小さな家を建てた。
宝塚よりの逆瀬川の土地も物色したが駅に近くて川沿いなのが気に入った。
あの頃は空き地もまだ多く有ったが家の建坪は16坪半の制限があったような記憶が有る。
敷地は広いのに八畳、6畳、の洋間に4畳半の和室だけの小さな家。
それでもあれこれ考えて設計して赤い屋根に白いモルタルの壁の可愛い家が出来上がった。
若い時は向こう見ずなものだ。 マンションなんて無い時代だったし。
この家で長男が産まれた。
まだまだ給料は安いしボーナスなんて出ない時代で、私は勤めを辞めて来たから生活は大変だったけれど、世の中全体がそうだから苦にもせず休みの日は近辺を歩き回っていた。
上流には大学が有り、下流のほうには競馬場があって馬を眺めるのが楽しみだった。

隣の駅には有名私立の小学校があって乗り合わせると上品な標準語で話しているのが微笑ましかった。
ドラマの乗客の阪神間言葉(大阪とも神戸とも微妙に違う)にあまり違和感を抱かなかったのは東京に移ってから60年近く経ったせいも有るかも知れないが懐かしかった。
阪急電車が舞台のドラマの内容も面白かった。
無論、60年前と世相は変ったとは思う。
昔はもっと静かで無口でイジメも無かったように思うが今になっては判らない。

子どものときは阪神電車のほうに縁が深かったが、宝塚劇場に行く時は必ず乗ったことも思いだす。
京都まで行くことがあってもなかなか阪神間にまでは行く機会が無くなっって久しい。

コメント

_ hisako ― 2012/06/03 09:43

 (何よりも "美海さんの毎日の無事'' が気懸かりで此処に・朝・昼・晩・と)
.. で.. 無言で立ち去るも色気無し,とてのコメントも [心ならず] だったり.する
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【(懐かしいネーム) 阪急電車】 ⇔ 【大阪在住時代・専ら, 神戸線使用でした】
【阪急梅田駅下車・阪急デパート & 隣接の喫茶室】が休日お決まりコースで..
("あんさん(私に) ホンマの大阪人と, ちゃいまんなぁ'' ⇔ スーパーでの評可!)

_ 美海 ― 2012/06/03 14:44

いつも気に掛けてくださってるのね。
ありがとう!!!

大阪にいらした事が有ったって、
伺ってたのに忘れてたのかしら?
最近とみに物忘れ。
梅田まではよく行ったけど、買い物は殆ど神戸でした。
三都物語と言うくらい、大阪、京都、神戸は言葉も気質も違ってたのよね。

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