あの日から一年2012/03/11

悲しみ
あの大地震から一年が経った。
追悼式典出席の皆様とともに黙祷を捧げる。
午後2時46分 忘れられない日が一日増えた。
個人的なことは除いても
 7月5日、12月8日、3月10日、 8月6日
 8月15日、1月17日、まだ有る そして3月11日
どういう日か知らない方も多いと思う。
私も大正の関東大震災のときは産まれていない。

無惨にも断ち切られた未来、そこには喜びや希望が有った筈なのにと思うと身が切られるように悼ましいが残された方々の哀しみと生活も如何ばかりだろうか。

去年の今日は入院していて動けずベッドの手すりの横に布団を被って踞っていた。
手術の最中でなくて幸運だった。
家に独りいたら怖かったと思う。
後で聞くと家具の散乱は酷い状態で木製の椅子も落下物で壊れたそうだ。
二ヶ月ほどして退院したときは家人がすっかり奇麗に片付けてくれていたのだ。
今頃になって大変だったろうなと沁みじみ感謝している。
私ってホント気が付くのが遅いんだから。