図書館に2012/02/17

冬の彩り
図書館に返本に行き、ついでに川上弘美「センセイの鞄」を検索してもらったら
「今 在りますから」
と書棚に案内してくださった。
最近不精になったなとチョッと反省。
十冊ほど並んでいて懐かしい「神様」も。
 「センセイの鞄」 平凡社
 「神様」   中央公論新社  
の2冊を取りあえず借りた。

「神様」のなかに収録されている短編の「神様」を初めて目にしたのは18年前くらいだと思う。
新人文学賞の公開選考会をたまたま観客席から見せて戴いた。
その時の受賞作が川上弘美さんの「神様」だった。
受賞のスピーチもまざまざと記憶に残っている。
書くことが心底から好きな方だと思った。
感受性豊かな独特の世界に理由なく魅せられてしまう。

今、9編の短編集を一気読みして何だかぼ〜っとしている。
明日は「センセイの鞄」を讀もう。
おそらくは十数年前に讀んでいて懐かしく思いだすだろう予感がする。