残り雪2012/01/25

残雪
明るい日射しに積もった雪がどんどん融けてゆくのを見ていると無性に散歩したくなった。
道ももう大丈夫だろうと勝手に決めて出かけた。
斜面では子ども達がプラスチックのカラフルな橇で勢い良く滑っていて楽しそう。
融けかかった雪だるまも幾つか見かけた。
土日だったらきっと父子連れで賑わっただろうと2〜3年前の風景を思い出す。
少し疲れたけれど楽しかった。

帰宅してアチコチ気の向くままに撮って来た写真をパソコンに入れてブログに添付出来るのあるかなって見てると好きだったのがこの写真。
小学生らしい女の子が雪をかきあつめて何か作ろうとしていた。
冬の午後の日射しが柔らかい。
こんな時に詩を創る才能があればいいなと思う。
若い時から憧れていたが詩も俳句も短歌も入り込めなかった。
言葉に対する感性や拘りが少ないと自分では思っている。

先日「私の現代詩入門」辻征夫著 を讀んだばかりなのでついこんな連想をしてしまった。
見慣れた風景を雪は一味違った世界にしてくれる。