暗中模索2011/08/04

見事な桃
夕べ、贈って戴いたという桃のお裾分けを貰って帰った。
大きくて立派だ。
夫の写真に供えて眺めているうちに描いて見ようかなって気になった。
桃のあの柔肌を表現するのは難しい。 
やっぱり水彩で淡い感じかな。
水をたっぷり含ませてたらし込み、ドライヤーで乾かしながら色を重ねたが思う様な効果が出なくて焦れったい。

アトリエに行かれなくなって10ヶ月近く、絵を描くことに迷いがでてきて無心に楽しめなくなった。
こんな時はともかく描くしか無いようだ。
パステル、コンテを動員してともかく仕上げて写真を撮りパソコンに入れる。
なんだか物足りないな。
PAINTERでライトブルーだった背景に黒を流し込んでみると桃のピンクが映えた気がする。
思い切って元の絵のバックを墨で塗りつぶしてみた。
後戻りは出来ないからチョット勇気が要ったが、まあ所詮は遊びのようなものだもの。
淡く明るかった絵がシャープになった。どちらが良かったかな?

自分の絵って描いた直後と1週間後と数年後では感想が違う。
後悔は経験済みだ。

この1枚の絵で今日1日が過ぎてしまった。