友人と2011/07/17

熟れ切った杏
日曜ごとに近所の小さなレストランの前庭に山梨から車で運ばれた無農薬野菜や果物が並べられ即席の直売所になる。
桃に惹かれて毎週買いに行くが今朝は近くの仲良しを誘って出掛けた。

ご主人が私の顔を見るなり
「今日は桃持って来なかったんですよ。
 杏があるから良いかと思って」
「あっ 残念 でも売れ残ると痛みますものね」
ということで完熟の甘そうな杏を買った。
ついでに有機栽培のイボイボが尖っている新鮮なキュウリも。
友人はいろいろ質問しながらトマトや野菜類、それに杏も買って買い物袋がずしっと重そう
「私のカートに入れたら?」
「大丈夫よ! これくらい」
お歳上だけど体力も気力も私の方が全然弱っちくて恥ずかしい。

昼食後のお昼寝から覚めたころに暫くご無沙汰していた友達から電話が掛かってきた。
「もしもし」だけで「あっ ○○さ〜ん!」
嬉しかった。
最近私の書いたブログの話で、彼女のお母様も羽仁もと子さんがお好きで「羽仁もと子全集」も家に有って子どもの頃読んだのを思い出し懐かしかったと。
読んだ内容をあれこれ話し合っているうちに何だか元気が出て来た。
やっぱり友人とのお喋りは活力の源だなとつくづく思う。

3回の入院ですっかり臆病になってしまっている自分が恥ずかしいな。
今日は先輩に後押ししてもらって感謝し幸せを噛み締めた。
あっ 杏も味合わなくっちゃ。