病後2011/01/29

冬の波
病後という時期は何かにつけて不安なものだ。
四六時中自分の身体を覗き込んでいる感じ、ちょっと何処かが痛むと最悪のことを考える。
変なことに神経質なのは若い時からだから「また 気持ちのせい」と自分を𠮟咤しているが つくづく不甲斐ないなと情けなくなる。

でも不快な症状が続くので思い切って近くの医院を訪ねた。
ここに移って来てからず〜っとのホームドクターで私の性格もよくご承知だ。
「大したことじゃないんですけど」
と前置きして心配を簡単に羅列したら
「前にやった胃腸の状態ですね」
と薬を処方して下さった。
膵臓と胆嚢は関係ないでしょうと言われてホッとした。

現金なものですっかり気持ちが明るくなった。
処方して頂いた薬が効いて不快な症状も消えた。
私って精神も身体も単純に出来ているなぁ。
医者の娘は生涯医師への依存心が強いものなのかもしれない。