ロボコン大会を観て ― 2010/02/21
バンクーバー五輪を観ようとテレビをつけると、高専ロボコン大会が映った。
2009年の再放送。 好きで毎回見てるつもりだったがこれは初めてだった。 何時ものように学校が映り、製作過程の努力や舞台裏で待っている姿も紹介される。
私から見れば少年のような青年たちが瞳を輝かせてロボット作りに取り組み、アイデアに富んだ作品で競う姿はいつ見ても楽しい。
本番でのアクシデントも付き物だが成功した時の喜ぶ顔がたまらない!
悔し涙も見る方は清々しい。 きっと来年に繋がるだろう。
女子二人だけの部員で作ったロボットが準決勝戦まで勝ち残ってロボコン大賞に輝いた。 うん 同性としては嬉しかったなぁ。
戦争末期に学徒動員で工場へ通ったことを思い出した。
入って2週間はハンマーで左手に握った鉄の鎚?を力いっぱい叩くなどの訓練(イタカッタ!)旋盤の操作などを実習した。
現場では旋盤より大きなグラインダーを1台ずつ任されてワクワクした覚えがある。
24時間3交代で仕事はきつかったが、大きな機械を動かして飛行機の部品を作るのは学校の勉強より、私は好きだった。
(あの頃のことは、いつかゆっくり書きたい)
小学生のころ、父は何故か私だけに「こどもの科学」を毎月買ってくれて、時には内容について一緒に語ってくれた。
それに飛行機の模型の設計図なども載っていて女学校に入って夏休みの作品展に零戦の模型と設計図を提出したら、校長先生が父兄の前で「わが校の生徒も時代を反映してかような物を作るようになりました」と言われて照れた。 まあ ヒドイ出来だったのだもの。
不器用だが、モノ作り、それもトンカチやるのが未だに好きだ。
だから ロボットなど考えて設計して創り上げるのって ほんと 楽しいだろうと思う。
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