親しい人との別れ2010/02/15

ピカソの絵のある静物
昨日彼女が亡くなったことを電話で知らされた。
彼女が結婚して以来、40年近く親しくして貰い、彼女の生き方をつぶさに見て来た。3人の子育て、義父義母の看病と見送り、しっかり家を守り、孫の世話もしながらボランティアにも励んで、会えばいつもにこやかで、愚痴めいたことは聞いたことがない。

5年前に肺がんになっちゃったと聞いたが、ホントとは思えないほど元気だったが、昨年息子さんの結婚式に呼ばれた時は車椅子だった。 でも最後に残った息子さんの遅めの結婚式でとっても嬉しそうだった。 先に結婚した娘さんと息子さんのお孫さんに取り囲まれて幸せそうで、ほんとうに良かったと私も嬉しかった。
誰だって大なり小なり人生苦労は付き物だもの。黙々と誠意をつくして来たのを見て、私は教えられることが多かった。

これからご夫婦で旅行したりの楽しい時期だったのに・・・・。
今日一日なんだか何もする気がしなくて、ともすれば ぼんやり
彼女のことのあれこれを思い出している自分に気がつく。

明日はお通夜だ。 自分よりずっと若い人との別れは応える。