整理2009/09/28

書店の入口にランクづけされた本が1位から10位まで展示されていた。
どういうランクか確かめなかったが東野圭吾などの本に混ざって眼の高さに飛び込んできたのが5位の
「思考の整理学」 外山滋比古著  ちくま文庫

私は生来、整理が苦手だ。
家の中の何もかもが混沌として何時も捜しものに無駄な時間を費やしてイライラする。

先日は絵の仕上げの段階で先生から
「整理が下手なんだよなぁ。 要らないものは消すべきだよ」
と指摘され う~んと唸った。
「勿体ない精神で捨てきれないんです!」
なんて減らず口を叩いたが、本当に表現したいものに必要なのはどれとどれなのかという詰めの甘さは自覚している。

整理が苦手なのは頭のなかで物事の分類が出来ていないからなのだと痛感していた矢先に整理学という語が飛び込んできて衝動買いした。
著者のお名前には馴染があったので発行日を見ると1986年第1刷発行、2009年8月20日第57刷発行とある。
この本が今5位にランキングされてることに驚くとともに興味が倍増した。
題名の厳めしさに構えて読み始めたのだが、とても平易な文章でしかも面白い!
主として勉強や物を書いたり考えたりするための整理学なのだがすべての整理に有用だと思う。

お彼岸過ぎて夏物の整理、たまった書類の整理、パソコンの中の整理、数えだすとキリがない。

いよいよ身辺整理もしなくてはと思うようにもなっている。


(添付画像「海辺の夕日」は本文には関係ありませんがこれからも色々の絵を付けて行きたいと思っています)