医院の待合室で2009/09/09

9月になって延び延びにしてきた身体のメンテナンスに追われている。年一回の健康診査をやっと先週受けて一昨日結果を聞いた。 聞く前の不安感は厭なものだ。 先生の表情を窺う、情けない話だ。
結果は少しづつ問題はあるけど想定内でほっとした。
その結果を踏まえて、耳鼻科、歯科、眼科、整形外科を回ってしまおうと昨日はそのうち2つの医院で診てもらった。(定期的に受診しなければいけないのに1年間さぼっていたのだ)

どこも待ち時間は長い。 たまたま隣り合った女性と話しているうちに戦争体験をたっぷり伺った。 私より5歳若い彼女は女学校1年の時に大空襲に遭い、川に飛び込んで逃げたという、重油が流れ火の海になったが大量の綿を水に濡らしそれを被って難を逃れたそうだ。 何故そこに綿が有ったのかは聞く時間が無かった。 低飛行してきた戦闘機からの機銃掃射の怖かったことなどなど。
東京、大阪、神戸の大空襲は身近だったが彼女は日本列島の南端の地で被災したそうだ。 思わず不謹慎に「沖縄でなくて・・・」と言ってしまったっが、今更のように空襲は全国を襲ったことを実感させられた。
「戦争だけはしてはいけないよね」と二人の意見が一致したとこで私の診察の順番がきてしまった。

次に行ったのは整形外科医院。 待合室は満員。 話し相手も見つからず本を持ってこなかったことを後悔しながら2時間待った。
実は10日前に家の階段の最後の段で踏み外し前のめりに倒れて向かいの柱に顔面を叩きつけて大丈夫とは思ったが痛みが続くので念のため調べてもらうことにしたのだ。 即、レントゲン、「骨に異常はないですね」あとは筋肉痛でしょうと湿布薬を頂く。 レントゲン写真に写った骨は立派だと思ったのに「まあ 老化はしてますけどね」との先生の一言にがっくり。 先生少しは元気づけてくださいよ。