遠山の雪に2022/02/23

今朝も、窓イッパイに広がる青空が嬉しい。
遠くの連山の雪景色に魅せられながら、もう暫くで春でお別れかなとカメラを向けた。

雪の滅多に降らない地に育ったから、雪は憧れだった。
京都の学校に進学した後に、父も転勤で琵琶湖のほとりに移ったので雪景色もお馴染みに。
するとスキーがして見たい。

卒業後、母の友人の紹介でアルバイトしてた時に知り合った友人と二人で、琵琶湖の奥のマキノスキー場に行った。
真夜中に大津港から船に乗って、夜明けに着く。
リフトも何もない時代。

黙々と登って見下ろすと一面、何の跡もない新雪。
スキーなどする余裕のない世情だった。
転んで大きな痕を残しながら、でも夕方に帰る頃には何とか麓まで滑って降りれた。

結婚してからは、夫も好きでよく滑っていたから二人で民宿に泊まりながら楽しんだのが懐かしい。

今日は山の残雪を観ながらチョッと思い出に耽りました。