アデラの想い出2021/07/13

大型犬、それもセパードを飼ったのは初めてだったが、人間に近い感情に触れていとしかった。

迷惑かけないようにと、初めて専門の訓練士の方にお願いしたら、初日には厭がって逃げ帰って。
悪いと思ったのだろう、廊下の隅でうなだれてたのが、幼い児のように可愛かった。

私も未だ元気なころで毎日、遠くまで一緒に歩き回るのが愉しみだったな。
そのうち訓練士の方のお世話だったか、無事出産も〜

こどもがほんとうに可愛かったが、乳離れした頃には全員、優しい貰い手にそれぞれ抱かれて。
何も言えないだけに、淋しかっただろう。

多くの想い出を残して、最後は夫に抱かれたまま、10数年の生涯を閉じた。

夫も定年間直かの歳になってて、もう最後まで責任持てないかもしれないと話し合って、その後は犬と一緒の暮らしを諦めたから、ほんと懐かしくて書いてしまいました。

まだ 電気ストーヴも置いてた時代で、懐かしい写真を〜