樹木図鑑をめくりながら2020/10/19

今日は終日、雨で閉じ篭り。
昨日、求めた花と樹木の図鑑を開いたら、懐かしい想い出がイッパイ蘇った。

小学年四年生の夏に引越した家は、川沿いの海から3軒目の家だった。
初めて、新築でない家だったので母は不満げだったが、庭が広くて仕切られた花壇にお花がイッパイ。
向日葵が花盛り、広縁の前にはチューリップ、 その他にもいろいろで、芝生も有った。
家主さんは学者さんでお仕事の都合で京都に移られたそうだが、奥様が外国の方で洋風だったみたい。
家も和洋折衷で面白かった。

家の前の道路の川沿いに樹が植えられてるが、それもいろいろ。
お隣の方の話しでは、住宅が建ち並んだ折に家の前の街路樹は、夫々の家が自費で好きな樹を植えることになったとか。
それで「ニセアカシア」を。
当時は、きっとハイカラだったのだと思う。

樹木図鑑をめくりながら「ニセアカシア」を見付けて、大昔の想い出に浸りました。
白い花も可愛かったなと微かな記憶が。

私が京都の学校に進学し、父が転勤で琵琶湖のほとりに移ってすぐに一帯は戦災に。
戦後は公園になって、懐かしい松だけが生き残ってました。
何だか樹木図鑑から、古い想い出話に。

添付絵は、関係ない昔に描いたのを。